イ・ビョンホン、チョ・スンウ、ペク・ユンシク主演『内部者たち』、7月13日クランクイン

2014年7月28日 10:12

 漫画『苔』『ミセン』を手掛けたユン・テホの同名ウェブ漫画が原作の映画で、韓国を代表する男優のイ・ビョンホン、チョ・スンウ、ペク・ユンシクが一堂に会して製作段階から高い話題を呼んでいる作品『内部者たち』(提供・配給:ショーボックス株式会社、メディアフレックス 製作:有限会社「内部者たち」文化専門会社)が、最終的なキャスティングが決定、7月中旬にクランクインした。

 強烈な個性と演技力を兼ね備えたイ・ビョンホン、チョ・スンウ、ペク・ユンシクの共演という点だけでも胸がときめく映画『内部者たち』が7月10日から台本の読み合わせを開始し、13日には初撮影に突入した。

 映画『内部者たち』は、韓国社会の腐敗と不正を内部者たちを通じて鋭く暴く犯罪劇だ。7月13日にソウルの某ナイトクラブで行われた初の撮影シーンは、チンピラのアン・サング(イ・ビョンホン)と、首都日報の論説委員イ・ガンヒ(ペク・ユンシク)の出会いだった。

 2人の俳優の圧倒的な存在感とカリスマあふれる演技が醸し出す強烈な出会いに現場スタッフが驚いたのはもちろん、ウ・ミンホ監督も「息詰まる緊張感だった。さすがは貫禄ある名優たちだ。次の撮影が期待される」と胸躍る撮影の感想を語った。

 権力者たちによって、すべてを失ったチンピラのアン・サングを演じるイ・ビョンホンは「情熱が感じられる現場。すばらしい俳優やスタッフたちと共に良い作品になると期待している」と話した。

 成功を目指すソウル地検特捜部検事のウ・チャンフン役を演じるチョ・スンウは「個人的には3年間の長い空白期間を経て意味のある質の高い作品に出られてうれしい。最高の俳優やスタッフたちと常に情熱あふれるウ・ミンホ監督との仕事に期待している」と話す。

 最後に、社会に影響力を持つ保守派新聞の首都日報の論説委員イ・ガンヒを演じるペク・ユンシクは「俳優とスタッフとの息がぴったりで順調なスタートを切った。いい予感がする」と感想を述べた。

 『内部者たち』は、3人の俳優の完ぺきなアンサンブルによって、韓国社会の闇を深くえぐる犯罪ドラマの最高峰となるのは必至だ。

 クランクインによって力強い第一歩を踏み出した映画『内部者たち』は、イ・ビョンホン、チョ・スンウ、ペク・ユンシクという最強のキャスティング、強烈なキャラクター、ユン・テホの同名ウェブ漫画をベースにした刺激的なシナリオで、他の韓国犯罪ドラマとは一線を画す内容となるだろう。(翻訳:中島礼子)

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