イ・ジュンギ主演『朝鮮ガンマン』水木ドラマ1位を記録

2014年7月28日 10:12

 『朝鮮ガンマン』が衝撃連打の急展開ストーリーで視聴者の視線を引きつけた。水木対戦第2ラウンドの勝利はガンマンだった。

 23日に放送されたKBS 2TV水木ドラマ『朝鮮ガンマン』(脚本:イ・ジョンウ、ハン・ヒジョン、演出:キム・ジョンミン、チャ・ヨンフン、制作:朝鮮ガンマン文化産業会社、KBSメディア)第9話では、パク・スイン(ナム・サンミ)が、ハンゾウがパク・ユンガン(イ・ジュンギ)であることを知り衝撃を受ける姿が描かれた。ついに再会した二人だったが、また別の試練が訪れドラマの新たな局面を予告しより一層期待を高めた。

 この日は視聴率も上昇を見せた。11.6%(AGBニールセンコリア、全国基準)を記録し再び自己最高視聴率を更新したのだ。これは前回よりも1%も上昇した数値であり、水木ドラマでは首位の成績だ。

 この日の放送はそれこそ衝撃と感動の連続だった。ユンガンが銃に撃たれ河の中に消えたが、きっとどこかで生きていると信じ続けたスイン。外見も声もユンガンとそっくりのハンゾウの登場は、スインをより苦しめた。何度もハンゾウに問いただすスインと恋人を目の前にしながらも嘘をつくしかなかったユンガンのロマンスはより一層切なさを増した。

 ジョンフン(イ・ドンフィ)から「火はなく煙だけモクモクと上がっていた」と当時の状況について聞かされたスインは、「目の前が見えなくなるほど強力な煙が出る火薬を作って欲しい」と言ったハンゾウの言葉を思い出した。スインはハンゾウに何に使ったのか尋ねたが、どうしても教えてくれない彼の姿はスインをより一層混乱させた。

 スインの疑心はだんだん確信へと変わっていった。ユンガンの妹ヨナのことを聞いたからだ。妹を助けるために火薬を作ってくれと言ってきたハンゾウ、そして爆破試演現場で命がけで自分を救ってくれたハンゾウ、全ての状況はハンゾウがユンガンでありガンマンであるという一つの事実に向かわせた。

 ハンゾウの部屋に入ったスイン。小さな引き出しを恐る恐る開いたスインは羅針盤を発見し衝撃を受ける。それは「この羅針盤が導いてくれるはず」とユンガンに渡したものだった。スインは涙が止まらなかった。

 ここで『朝鮮ガンマン』は新たな局面を迎えたが、この先何が起こるか分からない不安な状況。スインは火薬を持ち出したという理由で拘束されたが、ハンゾウがユンガンだという事実を知った以上火薬の行方について口を閉ざすものと見込まれるためだ。続く第10話は24日夜10時放送。(翻訳:宮本りさ)

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