ジョージ・ハリスンの記念樹が“リアル・カブトムシ”の襲来で枯れる
2014年7月23日 17:46
元ザ・ビートルズのギタリスト、故ジョージ・ハリスンに捧げ、2004年にロサンゼルス市のグリフィス・パークに植樹された“ジョージ・ハリスンの樹”が、(本物の)カブトムシの被害により枯れてしまったことが明らかになった。同市のトム・ラボンジ市会議員はロサンゼルス・タイムズ紙に対し、この松の木はすぐに植え直されると話している。
同記念樹は、ハリスンが人生最後の日々をロスで過ごし、また熱心な園芸家であったことを理由に、亡くなった2001年から3年後に植えられたものだった。木の根元には小さな刻板が設置されており、そこには“アーティストとして、音楽家として、そして園芸家として世界を感動させた偉大な人道主義者を追悼して”と記されている他、“緑の森のためには、それぞれの木々が緑でなければならない”といったハリスン自身の言葉も引用されている。
ロサンゼルス・タイムズ紙によると、カブトムシが発生する前の昨年、この木は10フィート(約3メートル)以上にまで成長していたという。