【話題】銭きざみ取引がスタート
2014年7月22日 14:13
■新日鉄住金が2%上昇、大型株は総じて堅調
本日から時価総額の大きい、『TOPIX100』に採用100銘柄のうち80銘柄の値動きが、「10銭または50銭キザミ」になり、朝方は新日鐵住金 <5401> (東1・売買単位1000株)が2%高、日立製作所 <6501> (東1・売買単位1000株)は1.3%高、三菱商事 <8058> (東1・売買単位100株)は0.3%高、日産自動車 <7201> (東1・売買単位100株)も0.5%高など、「銭キザミ銘柄」は総じて堅調なスタートとなった。
高速売買により資金流入が増加するとの見方があり、状況によっては、これら大型株でも値動き幅が大きくなるとの期待が出ている。
高速売買はプログラム売買権化のよう存在。一定の相場環境になると、各社のプログラムが一斉に同一方向に動き出すケースがよくあるとされる。日経225先物などでは頻繁に見受けられ、日経平均が後場から急に上昇する場合などは、先物との間で行なう裁定取引などを介在して日経平均に影響しているとされる。
また、高速売買のひとつであるアルゴリズム売買には、大口の注文をスライスして(相場への影響を薄める目的で小口注文に薄切りして)連続発注するプログラムがあり、この注文も、時には発注者の意に反して株価のジリ高を助長するとされている。
国内証券のある先物・オプション担当者の見方として、これらのうち個別銘柄に入ってくるアルゴリズム注文は最近カモられることがあり、アルゴの注文を先回りするように買い上げて、アルゴの注文にその上を買わせるような仕掛け買いが見られるとのことだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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