バズ・オルドリン元宇宙飛行士、米国の「月軽視」姿勢に対し見直しを求める
2014年7月15日 06:00
あるAnonymous Coward 曰く、 1969年にアポロ11号計画で月面に降り立ったバズ・オルドリン氏が、月面着陸45周年を記念した「#Apollo45」メディアキャンペーンでの会見上で、オバマ大統領に対して宇宙計画を見直しを提言した(examiner.com、ワシントン・ポスト、Slashdot)。
彼の要望の1つは2010年4月15日に行われた「アメリカはもう月へは戻らない」という発表の見直しだ。この発表後、アメリカとNASAは月面への再挑戦を聴視し、小惑星の探査および火星への到達に重点を置く姿勢を打ち出している。オルドリン氏は7月20日の月面着陸記念日までにオバマ大統領が宇宙計画の見直しを行うことを希望している。
アポロ計画の各宇宙飛行士たちは、月面計画の見直しすべきだという点では意見が一致している。ただし、その後の方向性については意見が分かれている模様。アポロ13の司令官であるジム・ラヴェル氏やアポロ10号や17号のジーン・サーナン氏、もう一人の月面歩行者で2012年に逝去したニール・アームストロング氏らは、月面開発に注力すべきと言う考えだ。一方、バズ・オルドリン氏は、月面への挑戦は継続しつつも、火星への挑戦自体は否定していないという立場であるという。
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