ケイブ:14年5月期は純損失2億7200万円、新作3タイトルをリリースも3期連続の赤字
2014年7月14日 22:57
【7月14日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
ソーシャルゲーム開発などを手がけるケイブ(JQ:3760)が14日に発表した2014年5月期の決算(非連結)は、純損益が2億3300万円の赤字だった。3本の新作ネイティブゲームをリリースした下半期は業績が回復傾向にあったものの、上半期に既存のブラウザゲームのユーザーが流出した影響を補うには至らなかった。前年の2億7200万円の赤字からは損失が縮小したが、3期連続の赤字となった。
売上高は前年比15%減の19億4100万円、営業損益は2億300万円の赤字(前年は2億2200万円の赤字)、経常損益は2億800万円の赤字(同1億9100万円の赤字)だった。
また、同社は2014年5月期の連結業績予想について、スマートフォン向けゲームアプリの市場が急拡大期にあり、リリースタイトルの収益貢献規模によって業績が大きく左右されるとして発表していない。
なお、2015年5月期の業績予想については、信頼性の高い予想数値を算出することが困難として公表を控えた。【了】