IBM、中国の大気汚染を事前予測して制御するためのプロジェクトを開始

2014年7月11日 14:05

あるAnonymous Coward 曰く、 7月7日、IBMは中国・北京市と提携して、スーパーコンピュータを使用して大気質のの予測や管理を行う「Green Horizon」プロジェクトを開始すると発表した(ITWorld日経ITproSlashdot)。

 北京の大気汚染は、数百万台もの車や、周辺の工場、発電所の化石燃料など複数の原因が絡み合っている。こうした要因をIBMが持つビッグデータ分析に関する技術と、気象予測や気候モデリングの知識を利用して予測するという。

 コンピュータによる大気汚染を予測技術はすでにあるが、今回のプロジェクトでは3日前分・72時間分の大気汚染を事前に予測し、汚染原因をストリート単位で特定できるシステムを構築するとしている。

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