バンダイ、インドネシアに現地法人を設立 アジア事業を強化
2014年7月11日 12:55
バンダイナムコホールディングスは11日、アジアでの事業拡大・強化に向けて、インドネシアに現地法人「BANDAI NAMCO INDONESIA」を設立すると発表した。
同社によると、新会社は資本金が300万ドル(約3億400万円)で、バンダイナムコグループの香港法人が99%、シンガポール法人が1%出資する。社長は大之木鉄平氏、営業開始は10月1日の予定。
バンダイを主幹会社とするトイホビー戦略ビジネスユニットでは、アジアで事業規模を拡大することを重点戦略に掲げている。同社は今回のインドネシア法人の設立で、既に手掛けていた同国内での商品販売に加え、開発・生産機能も強化し、同国内での玩具事業を拡大するとしている。また現地で生産した商品の ASEAN諸国への輸出などにより、アジア事業全体の拡大を目指すという。
トイホビー戦略ビジネスユニットが海外で現地法人を設立するのは、2012年9月にフィリピンに設立したBANDAI PHILIPPINES以来2年ぶり。