1993年のftp.iij.ad.jpのバックアップテープが発掘される

2014年7月11日 10:00

tarxz 曰く、 IIJのエンジニアである堂前清隆氏がブログにて1993年のftp.iij.ad.jpのバックアップテープが見つかり、それを復元した様子を公開している。発見されたのは1993年6月5日に取得されたftp.iij.ad.jpのフルバックアップであり、媒体はExabyte (8mmビデオテープ)である。

 当時のホストマシンは、Sun SPARCstation 2でSCSI HDDが6台、メモリ64MB、OSはSunOS 4とのこと。ls-lR.Zからは、386bsd、NetBSD、GNUが配布されていたことが分かる。/pub/miscには何故かこれだけがasadaオーナーとなっているxmosaic-sun.Zが置いてあり、堂前氏がこのMosaic実行バイナリを動かしてみた様子も公開されている。当時はIIJでさえも正式サービス開始前であり、研究機関や大学でインターネットに触れていた方がほとんどであった時代である。当時を知る人にはいろいろな懐かさがこみ上げてくる記事ではないだろうか。

 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | インターネット | IT

 関連ストーリー:
NTTホームページ、日本の新着情報の開設から20年 2013年12月04日
過去のISP相互接続マップ、PDF版公開 2007年08月01日
インターネットマガジンが12年の歴史にいったん幕 2006年03月02日

 

関連記事

最新記事