三菱商事:ブリヂストン製タイヤ販売の合弁会社をミャンマーに設立

2014年7月8日 21:26

【7月8日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

三菱商事(東1・名1:8058)は8日、ブリヂストン(東1・名1・福:5108)およびそのグループ会社が製造するタイヤの販売・マーケティング支援を目的とする合弁会社をミャンマーのSPAグループと設立すると発表した。新会社は資本金7000万円で設立、出資比率は三菱商事が70%、SPAグループ傘下のミャンマー・モーターズ社が30%となる。

三菱商事は、ミャンマーで金融、不動産、自動車関連事業等を幅広く展開するSPAグループと2013年10月に包括提携し、自動車のサービスショップやエレベーター関連事業等、ミャンマーの生活インフラ向上に関連する事業を推進してきた。今後は、同国の自動車市場の成長にともないタイヤの需要拡大が見込まれることから、両社でタイヤ販売関連事業への参入を決定したという。

三菱商事とブリヂストンは、東南アジアではタイ、ベトナム、マレーシアにおいてタイヤの製造や販売の合弁事業を行っている。そこで、ミャンマーでは、三菱商事がこれまで培ったノウハウを新会社に提供し、SPAグループのタイヤ販売会社の販売・マーケティングを支援するととともに、現地ニーズにマッチするブリヂストングループの高品質な乗用車用タイヤおよびトラック・バス用タイヤの拡販を目指す。【了】

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