【銘柄フラッシュ】ジュンテンドーやサイバーステップが急伸し電線株が軒並み高
2014年7月8日 16:51
8日は、水産・農林が業種別指数の値上がりトップとなり、日本水産<1332>(東1)がみずほ証券の積極評価を材料に4.1%高となり戻り高値に進んで業種別指数を牽引。また住友金属鉱山<5713>(東1)が1.7%高など非鉄株が国際市況などを材料に軒並み高値に進み、東邦亜鉛<5707>(東1)は4.1%高。
自社株買いを発表したカシオ計算機<6952>(東1)は朝から高値更新のまま強く7.5%高、業績予想を増額したイワキ<8095>(東1)は急伸13.9%高となり高値を更新。サッポロホールディングス<2501>(東1)は野村證券の積極評価で続伸2.8%高、MUTOHホールディングス<7999>(東1)は3D(3次元)プリンター事業の拡大報道を材料に4.8%高の高値更新となった。
東京特殊電線<5807>(東1)が12.1%高、昭和電線ホールディングス<5805>(東1)が8.7%高など、前引け間際から電線株が軒並み急動意となり、政府の電線地中化政策や次世代電池開発などに関連とされて人気が高揚。FDK<6955>(東2)は次世代パワーコイル開発を材料に29.2%ストップ高。ジュンテンドー<9835>(東2)は昨日発表した四半期決算を好感し38.2%ストップ高。サイバーステップ<3810>(東マ)はゲーム株の出遅れなどとされ23.7%ストップ高の急伸。
東証1部の値上がり率1位は沖電線<5815>(東1)の18.3%高となり電線株の軒並み急動意に乗り2011年4月以来の240円台、2位はイワキ<8095>(東1)の13.9%高となり業績予想の増額を好感、3位は東京特殊電線<5807>(東1)の12.1%高だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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