iPS細胞の臨床研究中止へ? STAP騒動の余波
2014年7月3日 14:54
あるAnonymous Coward 曰く、 iPS細胞の臨床研究を進める理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの高橋政代プロジェクトリーダーが、TwitterでiPS細胞の臨床研究の中止を検討するという発言を行った(高橋氏のTwtterアカウント)。
氏は
現在進行している患者さんの治療のための細胞準備はそういう理由でやめるわけにはいきませんが、まだ始まっていない患者さんの治療については中止も含めて検討いたします。
と述べており、また
感情論や抗議ではなく中止してはどうかという意見を複数聞くようになっていること、理研のPC購入問題の報道のように痛くもない腹を探られる環境であること、患者さんも現場もとても落ち着ける環境ではないこと。
このような状況でする臨床研究ではないと思います。万全を期すべき臨床のリスク管理としてこのような危険な状況では責任が持てないのです。
とその理由を述べている。
6月1日には「理研の倫理観にもう耐えられない」との投稿もしており、STAP細胞問題における理研の対応についても不信感を持っているようだ。
この発言は各所で報じられ話題となっているが(MSN産経ニュース、日経新聞)、理研側は面食らっているようだ。
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