マツダ、台湾で販売統括会社の営業開始 販売拡大目指す

2014年7月1日 15:12

 マツダは1日、台湾の販売統括会社「MAZDA Motor Taiwan」(MMT)を設立し、同日営業を開始したと発表した。今後は新会社がブランド戦略や販売戦略などを立案・実行し、台湾で販売拡大を目指していくという。

 マツダは、1959年に台湾でマツダ車の販売を開始し、98年からは、フォードの販売子会社「Ford Distribution Taiwan Ltd」(FDTL)を通じて販売、カスタマーサービスなどの販売関連業務を行ってきた。今後は、新会社MMTがFDTLから販売関連業務、販売ネットワークを引き継ぎ、ブランドと販売体制の強化を図っていく。

 現在「Ford Lio Ho Motor Co., Ltd.」で行っている「Mazda3(日本名:アクセラ)」と「Mazda5(日本名:プレマシー)」の委託生産は今後も継続するという。

 新会社の営業開始についてマツダの稲本信秀専務執行役員(中国事業統括)は、「マツダは、販売やサービス品質の向上などを通じて、ブランド価値経営を海外拠点においても推進しする」とコメントしている。

 台湾では、SKYACTIV技術搭載車の「Mazda CX-5」や「Mazda6」(日本名:「マツダ アテンザ」)をはじめとした売上げが好調で、13年度のマツダ車の販売台数は前年度に比べ約18%伸びているという。

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