日朝政府間協議にミサイル問題取り上げる 菅氏

2014年7月1日 12:17

 菅義偉官房長官は30日の記者会見で、北朝鮮が29日に弾道ミサイル2発を日本海上に向け発射したことについて「国連安保理決議等に違反するもの」と強く批判。菅官房長官は「直ちに北朝鮮に対し抗議を行った。引き続き、緊張感を持って警戒監視、情報収集・分析に当たるとともに、米国、韓国等と連携し、適切に対応していく」と語った。

 また、7月1日に予定している日朝政府間協議について「拉致問題という人道上、極めて重要な問題を扱う場であるとともに、ミサイルや核といった安全保障上の懸念も取り上げることができる機会である」とし、予定通り実施すると発表した。

 そのうえで、菅官房長官は「ミサイル発射についても1日の協議でしっかり取り上げる」と語った。

 また拉致問題担当大臣も出席し、国家安全保障会議の四大臣会合を開き、これらの点について確認した旨も述べた。(編集担当:森高龍二)

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