ウェザーニューズ:14年5月期の純利益は9%増の18億円、航海気象の顧客が拡大
2014年7月1日 11:51
【7月1日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
ウェザーニューズ(東1:4825)が30日に発表した2014年5月期の連結決算は、純利益が前年比9%増の18億円だった。個人向けのでモバイル・インターネット分野についてはスマートフォン移行の影響で減収となったものの、企業・法人向けの交通気象分野において航海気象の顧客が拡大したことや円安の効果から増収に。通信費、アウトソースの見直しを進めたことも奏功し、増益を達成した。
売上高は同2%増の133億円、営業利益は同21%増の32億円、経常利益は同19%増の32億円だった。
期末配当については、従来予想の1株あたり25円から10円引き上げ35円とした。中間配当25円と合わせた年間配当は、前年比10円増配の60円となる見込み。
また、2015年5月期の連結業績については、売上高を前期比3%増の137億円、営業利益は同7%増の35億円、経常利益は同6%増の35億円、純利益は同12%増の21億円と予想している。【了】