佐川急便:電報事業に参入、新サービス「飛脚電報」を7/14より提供開始
2014年6月25日 21:19
【6月25日、さくらフィナンシャルニュース=東京】佐川急便(本社:京都府京都市)は25日、電報事業に参入し、新サービス「飛脚電報」の提供を7月14日より開始すると発表した。
従来の電報事業者が提供するサービスは、ライフスタイルの変化にともない市場全体の取り扱いが減少傾向にある一方で、新たな参入企業が提供している電報サービスは、安価な料金設計やインターネットによる発注工程の簡素化などにより、取り扱いが増加傾向にあるという。
同社では、2009年3月から「飛脚特定信書便」の取り扱いを開始し、特定信書便事業へ参入。2011年5月からは「飛脚特定信書航空便」を開始して全国翌日配送サービスを提供している。今回、この特定信書便事業のさらなる拡販を目的に、電報事業への参入を決定した。
「飛脚電報」は、法人を対象に販売するが、届け先については法人・個人を問わない。注文は、佐川急便ウェブサイトの専用ページから可能で、支払方法は売掛のみ(現金・カードの取扱い不可)となる。料金は300文字まで一律で、スタンダードタイプ(台紙5種類)が1280円(税抜)、VIPタイプ(台紙5種類)が1920円(税抜)。【了】