三菱電機、総面積従来比2.9倍となる札幌ドーム向けオーロラビジョンを受注

2014年6月24日 20:49

 三菱電機は24日、札幌ドームに向けの新型の大型映像装置「オーロラビジョン」を受注したと発表した。2015年3月に運用を開始するという。

 設置数は、 外野ライト側、外野レフト側、内野側サブスコアボード の合計3面。外野ライト側および外野レフト側の画面の大きさは、テニスコート 1面よりも大きい1,305インチ(縦 8.64m×横 32.0m)となる。内野側サブスコアボードは、538インチ(縦 3.84m×横 13.12m)(538 型)となる。これにより、総面積は従来の約2.9倍となる。
 
 装置の画面は、制御絵素ピッチを 8mmにし、従来比5倍の解像度を実現したフルハイビジョン対応のものとなっている。これは、プロ野球本拠地球場の大型映像装置としては最高解像度のものになるという。また、LED 外形を黒色にすることで非点灯時の輝度を下げ、点灯時とのコントラストを高めた「黒色パッケージLED」をプロ野球本拠地球場およびプロサッカーホームスタジアム用大型映像装置としては初めて搭載し、従来の1.5倍の高コントラストを実現。より深みのある黒色に表現することができるという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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