「Xbox One」予約開始 先行するPS4に追いつけるか?
2014年6月24日 14:04
心待ちにしていたゲームファンの方も多いことだろうが、9月4日から日本国内で発売される米マイクロソフトの「Xbox One」の予約が、6月21日から開始された。こちらの「Xbox One」は欧米などではすでに、去年の11月22日から発売が開始されており、9月に発売が開始されることによって、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション4(PS4)」と合わせて、ようやく国内で次世代ゲーム機が揃う形となる。
そしてこの「Xbox One」については、すでに60以上のゲームタイトルが用意されていることなどが明らとなっている。またテレビを観ることができたり、カラオケが楽しめるアプリなども用意されており、ゲームファン以外の層も取り込むことで、世界販売台数で先行されている「プレイステーション4」に追いつきたい考えだ。
「Xbox One」の販売価格は本体のみで3万9980円、カメラやマイクを備えた「Xbox One Kinect(キネクト)」センサーが付属されていて、それを使って自分の声でゲームやコンテンツを呼び出すことのできるKinect同梱モデルは4万9980円となっている。また、それ以外にも販売記念モデルとして、「Day One」ロゴの入ったコントローラと販売記念実績が梱包された数量限定の「Xbox One + Kinect(Day One エディション)」も用意されており、こちらの販売価格も4万9980円となっている。販売と同時にリリースされるゲームタイトルは29タイトルで、「ファイナルファンタジーXV」や「キングダムハーツⅢ」などの人気タイトルが予定されている。予約受付は6月21日0時より開始されている。
「Xbox One」には、人の声や動きを感知することのできる「Kinect」装置が設けられており、それは日本語にも対応している。またゲームをしながらインターネットが楽しめる機能も搭載されている。そのほか、日本向けに採点機能が付いたカラオケアプリ「カラオケ@DAM」や、ピザやお寿司の出前を注文することのできるアプリなども搭載されており、より幅広い層が楽しめるよう工夫がなされている。
この「Xbox One」が国内で、台頭するスマートフォン(多機能携帯電話)ゲームや「プレイステーション4」に対してどういった動きをみせるのか、9月の発売以降の動向に注目したい。(編集担当:滝川幸平)