スマートハウス街の悪夢
2014年6月18日 08:00
あるAnonymous Coward 曰く、 企業はあらゆるアイテムをインターネットに接続する「Connected Home」の準備を進めている。そして投資家達もそれを後押ししている。しかし、それらが「13日の金曜日」のような悪夢を生み出す可能性についても指摘されている。
未来のMat Honanさんの自宅はマルウェアに感染した。しかし、システムが古いためパッチは提供されていない。彼は朝4時に癇癪を引き起こすほどの音で禁止リストに入っているはずの音楽を聞かされて飛び起きた。すでに部屋中のライトは煌々と輝いている。シャワーを浴びると写真を撮ってFacebookにアップロードしてくれるサービス付き。自動コーヒーメーカーはシンガポールのゲームサーバをDDoS攻撃していたので、結局やかんでお湯を沸かしコーヒーを入れた。家中がボットネットと化していたのだ……。
すでにテレビや空調機器、照明機器など、ネットワークに接続することで外部からコントロール可能になるデバイスは登場しているが、今後目覚まし時計や盗難警報機、鏡、潅漑システム、ソーラーパネル、浄水器、食料品在庫管理データベース、台所用品、コミュニケーションセンター、自動車自動運転システム、運動器具、バイオフィードバックモニター、薬局、ステレオなど、このような動きは他の機器やシステムにも及ぶだろう。今後このような話が冗談でなくなる日も近いのかもしれない(WIRED、The Motler Fool、Slashdot)。
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