福島第一原発の汚染水の凍結工事、想定通りに働かず

2014年6月18日 13:03

あるAnonymous Coward 曰く、 福島第一原発2号機の「トレンチ」と呼ばれる地下トンネルから汚染水が流れ出ている可能性が指摘されてるが、これを防ぐためにトレンチの入り口に配管を通し、冷却剤を流して汚染水を凍らせることで汚染水の流出を止める作業が行われている。ところが、今年4月末から冷却作業が行われているにも関わらず、いまだ一部が凍っていないということが分かったそうだ(NHK)。

 トレンチ内の構造物が障害となり均等に汚染水を冷やせないだけでなく、トレンチ内では冷却水が常に流れていることも原因だという。

 福島第一原発では汚染水が海へと流れ出すのを防ぐため、汚染水を凍らせて「凍土壁」を作ることで流出を防ぐ計画が進められているが、こちらも実現できるのか、まだまだ課題は山積みのようだ。

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