ミクシィ:5月30日以降続くSNS 「mixi」への不正ログインが約430万回に到達と発表、被害IDは26万アカウント超

2014年6月17日 22:52

【6月17日、さくらフィナンシャルニュース=東京】ミクシィ(東マ:2121)は17日、ソーシャル・ネットワーキング サービス(SNS)「mixi」において5月30日以降発生している外部からの不正ログインについて、現在判明している被害状況を発表した。不正ログインを受けたIDは6月16日24時時点で26万3596アカウント、不正ログインの試行回数は約430万回に上るという。

 今回の不正ログインについては、5月30日に疑わしいIPからの外部アタックがあり、6月2日にユーザーからの問い合わせを受けた同社が詳細な調査を行った結果、不正ログインを確認した。不正ログイン対象ユーザーへは、不正ログインの発覚時よりサービス内で告知・啓発を実施しているが、外部からのアタックは継続しており、現在も対象者は拡大している。

 不正ログインは、「リスト型アカウントハッキング」と呼ばれる他社サービスから流出または不正取得されたアカウント情報を流用する手法が用いられた可能性が高いとみられる。また、同社のシステムはクレジットカード情報を保有していないため、課金やmixiポイントの不正利用といった被害は確認されていない。【了】

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