韓芸振の学生、2014ドリームコンサートに3年連続で参加

2014年6月14日 20:37

 今月7日、上岩洞(サンアムドン)のソウルワールドカップ競技場で開かれた『2014頑張れ、大韓民国 ドリームコンサート』に韓国放送芸術教育振興院(以下“韓芸振”)の学生たちが公演スタッフとして参加し、さらに20周年記念誌の製作や歌手活動まで行い、注目を集めている。

 韓芸振の学生たちの公演スタッフ参加は2012、2013年ドリームコンサートに続き3年目。多数の国内コンサートや公演会場スタッフとして参加した経験を土台に、本コンサートでは当日の現場スタッフと1日マネージャーの役目を見事にやり遂げ、現場のプロたちから好評を得た。

 韓芸振の学生たちはドリームコンサートをはじめ、PSY(サイ)のハプニング・コンサート舞台の設置作業、リハーサル、本公演スタッフとして参加した経験や、世界的な大作ミュージカル『オペラ座の怪人』『ウィキッド』や釜山国際映画祭などにスタッフとして参加した経歴があり、現場のプロたちからも好評だ。

 特に今回はドリームコンサート20周年を記念する特別誌『Dream Letter』を韓芸振の在学生たちが企画、構成、製作を行って目を引いた。

 『Dream Letter』の総括企画は公演製作学科のキム・ギサン(2008年度入学)、放送製作学科のチョン・グァンス(2007年度入学)、構成は放送作家学科のクォン・グムソ(2010年度入学)、カン・ジョンミン(2011年度入学)が引き受け、デザインには映像デザイン学科のキム・ジン(2009年度入学)、写真作業には映像デザイン学科のチェ・ジンソン(2010年度入学)が担当し、これまで実技中心の教育を通して積んだ実力を精一杯発揮した。

 韓芸振の在学生たちの汗と努力によって作られた雑誌は、ドリームコンサートの歴史がひと目で分かる未公開写真や、20周年を祝う全出演者たちの直筆メッセージや写真などが掲載された特別限定版で、会場において先着順で配布された。

 韓芸振の放送製作学科のキム・ヒョゴン教授は「一般学生は経験するチャンスが少ない雑誌製作を我が学生たちがやり遂げたことが誇らしい。今後も、現場にすぐ投入されても遜色ない実力を持つ学生を輩出するために学生たちと共に現場に参加していく」と述べた。

 韓芸振学生たちが参加した今回の『2014頑張れ、大韓民国 ドリームコンサート』は1995年の第1回から20年間続き、韓国最大規模のコンサートに成長した。今年もEXO、少女時代、BEAST、A Pink、4minite、BTOB、B1A4、Girl’s Day、T-ARA、SPEED、VIXX、U-KISS、RAINBOW、Block B、DalShabet、Topp Dogg、F.CUZ 、GOT7、少年共和国、TINY-G、ZE:A、Say Yes、Jjunなど全32チームが出演、世界各国ファンたちの関心を集めた。

 特にグループSay Yesのリーダーとして活躍中であり、韓芸振の演技芸術学科の学生ソン・ホギョン(2010年度入学)が華麗なステージを披露するなど、現場スタッフからマガジン製作、歌手活動まで放送芸術現場で縦横無尽に活躍する韓芸振学生たちの活躍が際立った。(翻訳:中島礼子)

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