米Amazon、外部Webサイト向けの定期料金支払い代行サービスを開始

2014年6月13日 21:16

あるAnonymous Coward 曰く、 Amazonは2014年6月9日、外部Webサイト向けの決済サービスを拡充することを発表した。定期購入(サブスクリプション)決済に対応したことで、電話代のように定期的な料金支払が可能になる(CNNTechCrunch日経ITProSlashdot)。

 Amazonは2億4000万人の消費者のクレジットカード情報を持っており、Amazon側はこうしたユーザーが音楽ストリーミングや電話料金などの支払いにサブスクリプション決済を利用することを期待しているという。

 Wall Street Journalによると、Amazonが外部企業から徴収する手数料は商品代金の2.9%および30セント。またAmazonが外部企業から得る購買情報は決済金額のみで、商品に関する情報は収集しないという。同様に、Amazonも外部企業に個人情報を提供しないとしている。今後は定期課金を行うあらゆるビジネスがこのサービスを利用できるようになるとしている。

 スラッシュドットのコメントを読む | ビジネス | お金

 関連ストーリー:
Amazonや大手サイトなどが活用する、ネット販売で酒を売るための「抜け穴」 2014年06月10日
米Amazon、物流センターでのロボットの採用を進める方針 2014年06月02日
米Amazon、大手出版社Hachetteとの取引条件が折り合わなかったため同社書籍を「在庫なし」に 2014年05月29日

 

関連記事

最新記事