米ビルボード、PSY(サイ)「Hangover」のMVを高評価

2014年6月11日 00:47

 米ビルボードがPSYの先行公開曲「Hangover」のミュージックビデオを「とてもおもしろい」と評した。

 ビルボードは9日(韓国時間)、公開された「Hangover」のミュージックビデオにスポットを当てたコラムにて、「ドミノのようにグラスを倒し、カラオケやビリヤード場でワイルドなカンフー、渦巻くダンスビート、そしてスヌープ・ドッグがいる」とキーワードを使って簡潔に紹介した。

 また、「これらは5分余りのミュージックビデオに登場するごく一部だ。このおもしろいミュージックビデオをちゃんと見ること」とミュージックビデオの映像を掲載した。

 続いて、「『Hangover』は『江南スタイル』のミュージックビデオが 再生回数20億回を突破した2週後に公開された。『江南スタイル』が7週にわたってHOT 100の2位をキープしたのは驚くべき記録だ」と『江南スタイル』の驚異的な記録を改めて振り返った。また、「とても感激しているがプレッシャーも感じている。まもなくさらに楽しいコンテンツで戻って来る」というPSYの感想も掲載し、注目を集めた。

 この他、PSYとスヌープ・ドッグがプロモーションのために『ジミー・キンメル・ライブ! : ゲームナイト』に出演したことや、『Hangover』が6月9日0時(現地時間)にiTunesを通じて公開されること、今年初めにPSYがスヌープ・ドッグとともにG-DRAGON( BIGBANG)とミュージックビデオで共演したことなどを紹介した。

 曲の公開に先立ち、8日午後7時(現地時間)米ABCの『ジミー・キンメル・ライブ! : ゲームナイト』にスヌープ・ドッグとともに出演したPSYは、スヌープ・ドッグとの共演に至った経緯などを紹介。

 また、PSYはジミー・キンメル、スヌープ・ドッグとともにLAのカラオケ施設に移動して『江南スタイル』を合唱しながら馬ダンスを踊るなど、楽しい光景を演出した。

 PSYはスヌープ・ドッグがフィーチャリングで参加することになった経緯について、「私が電話で依頼した。アジア、アメリカでお互い別々に各パートを作り、電話とインターネットで意思の疎通を図った」と説明した。

 また、「ミュージックビデオの撮影で初めてスヌープ・ドッグと会った」とPSYが言うと、スヌープ・ドッグは「18時間一度の休息もなしに撮影し続けた」と当時の驚くべきエピソードを振り返った。

 PSYとスヌープ・ドッグ、ジミー・キンメルはその後スタジオからLAのカラオケ施設に移動し、その場に居合わせたファンと『江南スタイル』を合唱、馬ダンスも踊った。

 最後には女性歌手ディオンヌ・ワーウィックのヒット曲『That's what friends are for』を一緒に熱唱しながらお互いの友情を確認し合った。

 PSYの先行公開曲『Hangover』のミュージックビデオは韓国特有の飲酒文化をコミカルに描いており、世界中のネットユーザーの熱い関心を呼んでいる。公開後5時間でYouTube再生回数が80万回に迫っている。ミュージックビデオには世界的ミュージシャンのスヌープ・ドッグをはじめ、BIGBANGのG-DRAGON、2NE1のCLが出演するサプライズ演出もあり、注目を集めている。

 また、PSYは『Hangover』に続いて今年の夏にニューシングルでタイトル曲でもある『DADDY』の発表を予告しており、ファンの期待をますます高めている。(翻訳:中川)

関連記事

最新記事