ソフトバンク、「スマ放題」のサービス内容を変更して7月1日から提供

2014年6月8日 11:22

ソフトバンクモバイルは7日、提供を延期していた音声/データ定額サービス「スマ放題」のサービス内容を変更して7月1日から提供開始することを発表した。スマ放題は当初4月からの提供を予定していたが、ドコモが音声定額プラン「カケホーダイ」を発表するなど、競争環境が変化したことから提供開始時期を変更していた(プレスリリースITmediaニュースの記事ケータイWatchの記事マイナビニュースの記事)。

以前の「スマ放題」はスマートフォン専用のオプションサービスだったが、今回は基本プランの「通話し放題プラン」にスマートフォン向け(月額2,700円)とフィーチャーフォン向け(月額2,200円)を用意。音声通話の上限は撤廃され、ドコモのカケホーダイと同様に完全定額で音声通話の利用が可能となる。データ定額パックはスマートフォン向けの場合2GB~30GBまでの上限が設けられており、超過すると通信速度が128kbpsに制限される。1GBごとに超過料金を支払うことで速度制限を解除できるのもドコモと同様だ。家族で通信量を共有できるオプションや、長期利用ユーザーや25歳以下のユーザーに特典を提供するサービスも用意されている。基本料金やオプション料金、サービス内容等はドコモのカケホーダイと同様のようだが、フィーチャーフォン向けに上限のないデータ定額パックが用意されているほか、余ったデータ通信量を100MB単位で翌月に繰り越せる「データくりこし」サービスも提供される。事前予約申し込みの受け付けは11日から開始する。

一方、1日からサービスを開始したドコモのカケホーダイは、200万契約を突破するなど好調な滑り出しを見せている。日経トレンディの記事によると、好調の理由としてフィーチャフォンでも新プランが利用できる点が大きいようだ。40代以上のユーザー層はスマートフォン使用率が低く、音声通話に対するニーズが高い。今回の新サービスはスマートフォンに買い替えなくても利用できることが、支持を獲得した要因の一つと考えられるとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | ビジネス | 携帯電話 | 携帯通信

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