タカタ、エアバッグ技術で側面衝突の衝撃から守るチャイルドシート「takata04-i fix WS」を発売

2014年6月6日 23:39

 タカタは6日、独自開発のエアパッドを搭載して側面衝突での安全性を高めたチャイルドシート「takata04-i fix WS」を7日から順次発売すると発表した。価格は60,000円(税抜)。色はオレンジとネイビーの2種類。

 本製品は、ISO(国際標準化機構)の規格「ISOFIX」方式に準拠し、車とチャイルドシートに装備された専用の固定装置を使用して直接取り付けることができ、取り付けミスを大幅に減らすことができる「takata04-i fix」を元に、安全性を強化させたものとなっている。

 前面衝突に次いで死亡率や重傷率が高いとされる側面衝突での安全性を確保するため、エアバッグ製造技術を応用した同社独自開発のエアパッドを搭載する。

 特殊コーティングされたエアバッグ織布でウレタンフォームを包み込んだエアパッドは、普段はクッションとして機能し、万一の側面衝突時には、内部の空気を逃がしながら衝撃を吸収することで、乳幼児の頭部を保護するという。

 このほか、片手で調整できる「ショルダーアジャスター」、取り付けが正しく行われると赤から青になる「カラーインジケーター」などを搭載する。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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