【銘柄フラッシュ】ヒーハイスト精工やフィックスターズが急伸しラサ工業も動く

2014年6月5日 16:49

 5日は、アサヒグループホールディングス<2502>(東1)が自社株買いの発表を好感して5.4%高となり上場来初の3000円台に乗って上場来高値、東京計器<7721>(東1)は昨日付けで決算説明会の資料をホームページにアップし注目とされ9.6%高、半導体検査用部品の日本電子材料<6855>(東1)はアジア最大級のITショー「台北国際電脳展」でウェアラブル端末時代到来とされて6.1%高の戻り高値。

 また、このところ新興市場の回復とゲーム株人気を牽引してきたミクシィ<2121>(東マ)は2度目の信用規制によって売買交錯状態だが反発しマザーズ銘柄の売買代金トップ。ネット書き込み情報解析などのホットリンク<3680>(東マ)はアイドル集団AKB48の第6回人気総選挙が7日開催とされて思惑が強まったとの見方があり13.4%高の戻り高値。

 ITシステム高速化技術などのフィックスターズ<3687>(東マ)は22.2%ストップ高となり、5月末に東芝などが大量のデータを保存可能な3次元フラッシュメモリーの生産技術を共同開発との報道を契機に急伸。

 CYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(東マ)は6.4%高の戻り高値となり、ソフトバンク<9984>(東1)が人工知能ロボット事業に進出との観測報道で連想拡大、ロボット関連株として菊池製作所<3444>(JQS)は急動意の16.8%ストップ高、ヒーハイスト精工<6433>(JQS)は34.2%高。

 東証1部の値上がり率1位はピクセラ<6731>(東1)の16.7%高となりプライベートファンドのアドバンテッジパートナーズとの提携発表を材料に急伸戻り高値、2位はファンクラブ運営やスマホ向け配信などのエムアップ<3661>(東1)の15.6%ストップ高となり「LINE(ライン)」関連株人気に乗り2日連続ストップ高、3位はラサ工業<4022>(東1)の11.1%高となりインドで肥料生産拡大との観測がいわれて思惑が強まったようで戻り高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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