となりのトトロのバス停を仮想現実化
2014年6月5日 15:30
あるAnonymous Coward 曰く、 ジブリの世界を仮想現実化するという取り組みが海外で行われているという(ROAD TO VR、Slashdot)。
開発を行っているのは、アニメやモーショングラフィックスなどを手がけているNick Pitton氏という人物。氏はヘッドマウントディスプレイOculus RiftとUnityベースのプログラムを使用し、ジブリの世界を仮想的に再現するという試みを行っている。現在「となりのトトロ」のバス停とネコバスの部分をVR化したものと、「千と千尋の神隠し」の釜場(ボイラー室)をVR化したものが公開されており、プログラムは氏のWebサイトから入手できる。
バス停や猫バスをVR化したものでは、映画の彩色や背景の雰囲気を再現するため、ネコバスの行き先表示の手書き文字なども再現しているという。また釜場のVRモデルでは釜爺やススワタリもモデリングされているそうだ。次のプロジェクトとしては、カウボーイビバップのVR化を計画しているという。
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