厚労省の集計データプログラムの不具合により失業手当過払いの可能性
2014年6月4日 12:58
あるAnonymous Coward 曰く、 厚生労働省による雇用保険の失業手当の算出基準に使われている統計データがプログラムのミスによって不適切なものになっていた可能性があることが明らかになった(朝日新聞)。
失業手当の金額は毎月の勤労統計の平均給付額をもとに算定されているが、プログラムミスによって2011年1月から2014年3月までの勤労統計の集計について一部が正しく行えていなかったという。そのため、平均給付額が正しい値とは異なるものになり、その結果失業手当が本来よりも1日当たり5円高く支払われていた可能性があるとのこと。
厚労省は過払い分について、富士通側に補填を求めることも検討しているという。
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