パイオニア、世界初のマグネシウム筐体USBスピーカー「DESK LIVE」シリーズを発表

2014年6月3日 16:43

 パイオニアは3日、USB給電型スピーカー「DESK LIVE」シリーズ(型番:ISS-C270A-S)を発売すると発表した。オープン価格で、7月中旬に発売予定。

 本製品は、世界で初めて筐体に、共振抑制効果のあるマグネシウムを採用した。また、軽量で高剛性の純アルミ製振動板と、同社のハイエンドスピーカー用の超高域再生技術を搭載した、新開発の直径52mm広帯域フルレンジスピーカーを搭載する。さらに、新開発のデジタル信号処理回路や左右チャンネル独立のアナログアンプなどにより、小音量でも高音質で再生できるという。

 スピーカー前面には、削り出しの12 mm厚の純アルミ製バッフル板を使用し、音質を向上させるとともに、高級感のある外観にしたという。ボリュームコントローラーは、小音量再生時でも微妙な調整が可能で、着脱可能なアルミ製のものを搭載する。また、外部アンプが使用できる「パッシブモード」に切り替えることで、DACやアンプなどと接続することができる。このほか、サブウーファー出力端子を搭載する。

 サイズはスピーカー部が幅92×奥行122×高さ177(mm)、ボリュームコントローラー部が幅56 × 奥行56 mm × 高さ37(mm)。質量は右スピーカーが約1.3 kg、左スピーカーが約1.2 kg、ボリュームコントローラーが約140g。最大出力は20W。対応OSはWindows XP以降と、Mac OS 9.1およびMac OS X 10.1 以降。

 なお、初回限定500セットには、音質向上に効果のある真鍮材削り出しの角度調整用スパイク型インシュレーターを付ける。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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