【銘柄フラッシュ】ケイブやアキュセラ・インクが急伸し森下仁丹はストップ高

2014年5月29日 16:12

 29日は、日本水産<1332>(東1)が信用倍率低下の需給妙味やSMBC日興証券の投資判断を好感して朝方から断続的に値上がり率トップを保ち、大引けは10.2%高で2位となり高値更新。帝国繊維<3302>(東1)は防火防弾素材などが集団自衛権の論議と結びつく形とされて6.0%高の高値更新。味の素<2802>(東1)は自己株の消却に加えてゴールドマンサックス証券の評価がいわれて2.6%高の高値更新。森下仁丹<4524>(東2)は11時にシームレスカプセル関連特許の取得を発表し一気にストップ高の15.3%高。アキュセラ・インク<4589>(東マ)はバークレイズ証券の評価が言われて19.8%ストップ高。

 ゲーム株物色はいぜん活発で、エイチーム<3662>(東1)が6.7%高の戻り高値、ケイブ<3760>(JQS)は調整が長かった分の出遅れ感が言われて20.7%ストップ高、今週半ばまで先導役だったミクシィ<2121>(東マ)も再び動意づき終値では株式分割後初の1万1000円台に乗り9.8%高、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(JQS)はミクシィ休養中の代役とされて8.3%高の戻り高値。

 東証1部の値上がり率1位はサニックス<4651>(東1)の10.4%高となり中期計画を好感して高値更新、2位は日本水産<1332>(東1)の10.2%高、3位はエー・ピーカンパニー<3175>(東1)の9.7%高となり最近の居酒屋は大規模チェーンよりも個性ある居酒屋が流行とされて年初来の高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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