『ビッグマン』 ハン・サンジン、天使と悪魔を交互に演じ視聴者から絶賛!
2014年5月25日 00:14
KBS2月火ドラマ『ビッグマン』では、ハン・サンジン(ト・サンホ役)が天使と悪魔を代わる代わる演じ、視聴者から絶賛の声を浴びている。
劇中ハン・サンジンは、権力者オム・ヒョソブ(カン・ソンウク役)のためならどんなことでもやる人物ト・サンホ役を演じている。
ドラマ序盤で彼はオム・ヒョソブの命令でチェ・ダニエル(カン・ドンソク役)の心臓移植手術に適合する心臓を持つカン・ジファン(キム・ジヒョク役)を探し出し、家族ドナーが優先されることを利用して彼をオム・ヒョソブの息子として戸籍に移し、脳死状態まで追いやった。
また、オム・ヒョソブがカン・ジファンによって困難な目に遭わされると、これを解決するためカン・ジファン自ら命を断つよう罠に陥れたりもした。
それだけでなくイ・ダヒ(ソ・ミラ役)がカン・ジファンとヒョンソングループ間の複雑な関係を知ってしまうと、彼女が真実を暴露することが出来ないようしつこく脅迫するなど極悪非道な姿を見せ、視聴者をぞっとさせた。
さらにハン・サンジンは目的を達成するため黒い心を隠す天使の顔に豹変、巧みな“天使の演技”を披露し視聴者を圧倒した。
ハン・サンジンは自分が本当にヒョンソングループの息子なのかどうか疑い始めたカン・ジファンに対し優しい笑顔で対応し、信頼を植え付けるためわざとチンピラに彼を襲わせ助けるふりをしながら「カン・ジヒョクさんを守れとの指示がありました」と自作自演までこなしたのだ。
さらにカン・ジファンがヒョンソングループから詐欺の疑いで訴えられると、カン・ジファンの証人として名乗り出たイ・ダヒに対して「僕も申し訳ないと思っているので彼を助けたい」と助ける方法を提案したりもした。
この過程において、真実味のある眼差しや優しい表情を見せたハン・サンジンの“天使の演技”は視聴者を錯覚させるほどだった。
このように自分の目的を達成させるためにはどんなことも拒まずやってのけるハン・サンジンの“悪魔の演技”と、黒い心の内を隠すための”天使の演技“は視聴者から絶賛されドラマの緊張感をより一層高めているとの評価を得ている。(翻訳:宮本りさ)