4月のコンビニ売上高は2.2%減、増税前のたばこ買い置きの反動で3カ月ぶりにマイナス

2014年5月20日 23:24

【5月20日、さくらフィナンシャルニュース=東京】日本フランチャイズチェーン協会(JFA、所在地:東京都港区)が20日に発表したコンビニエンスストア統計調査月報によると、4月度の既存店ベースでのコンビニ売上高は、前年同月比2.2%減の6844億2800万円だった。3ヵ月ぶりにマイナスとなった。

4月度は、全国的に晴れの日が多く降水量が少なかったため、コーヒー等のカウンター商材をはじめとした日配品は好調に推移したものの、消費税増税前のたばこ等の買い置き需要による反動を受け、既存店売上高が前年を下回った

既存店の来店客数は同0.4%減の11億8451万1000人で2ヵ月連続のマイナス、平均客単価は同1.8%減の577.8円で3ヵ月ぶりのマイナスだった。全店ベースでの売上高は同1.7%増の7539億6000万円で14カ月連続のプラス、来店客数は同4.5%増の12億8818万1000人、平均客単価は同2.7%減の585.3円で3カ月ぶりのマイナス。店舗数は、同5.2%増の5万173店舗。

商品別の売上高は、日配食品が同11.9%増、加工食品が同4.1%増、非食品が同11.3%減、サービスが同5.8%増だった。【了】

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