【銘柄フラッシュ】アプリックスIPHDや日本マイクロが急伸し電力株も高い
2014年5月20日 16:35
20日は、今日・明日に開催される日銀・金融政策決定会合に期待があり、住友不動産<8830>(東1)が2.3%高となり戻り高値に進み、野村ホールディングス<8604>(東1)は2日続伸の1.6%高。ただ、追加緩和なしの場合に備えて材料株を個別に物色する動きが活発で、大平洋金属<5541>(東1)は為替が昨日に比べて円安に転じたほかニッケル市場高騰を材料に8.6%高の高値更新、田淵電機<6624>(東2)は15日発表の決算発表後連騰の4.3%高で高値更新、 ミクシィ<2121>(東1)は株式分割を控えて3.3%高、アプリックスIPホールディングス<3727>(東マ)は異なる通信方式に対応したブルートゥースモジュール開発が伝えられ24.1%高、日本マイクロニクス<6871>(JQS)は今期の黒字見込みへの期待が再燃とされて20.3%ストップ高。マルマエ<6264>(東マ)は業績予想の増額を好感して2日連続ストップ高の16.3%高、DNAチップ研究所<2397>(東マ)も野菜のゲノム解析が言われて14.7%ストップ高。
電力株が業種別指数の値上がり率トップとなり、関西電力<9503>(東1)は高浜原発の優先審査期待観測がいわれて4.0%高。バーバリー実質終了を発表の三陽商会<8011>(東1)は朝方20.1%安となったが次第に回復して12.9%安。
東証1部の値上がり率1位はジャストシステム<4686>(東1)の15.4%ストップ高となり前週発表の2014年3月決算の大幅増益などを連日材料視、2位はヤフー<4689>(東1)の11.7%高となりイー・アクセスの買収中止を好感し昨日までの安値更新から大幅反発、3位はパイプドビッツ<3831>(東1)の9.1%高となり昨日までの東証マザーズから本日東証1部での売買に昇格し株価指数採用などに期待とされて急反発となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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