うっとうしい梅雨のやり過ごし方 理想は「気候の良いところに旅立つ
2014年5月16日 23:29
もうすぐうっとうしい梅雨がやってくる。毎日続く雨、外出もおっくう、体もすっきりしない。今年はどうやってやり過ごしますか?
株式会社ドゥ・ハウスのモラタメ事業部では、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートASP』を利用し、北海道を除く全国の『モラタメ.net』会員のうち20歳~69歳の男女を対象に「梅雨」に関するWEBアンケートを実施した。調査期間は2014年4月24日~4月28日。有効回答は1000人だった。
その結果、梅雨の時期に最も気になることは「湿度が高く不快に感じること(32.0%)」で、次いで「洗濯物が乾きにくくなること(14.8%)」、「雨具を持ち歩かなければならないこと(11.1%)」と、昨年と大きな差はなかった。
理想の梅雨の過ごし方は、1位「気候の良い場所へ旅立つ(22.0%)」、2位「雨でも影響のないスポットへ出かける(17.0%)」だった。一方、現実の梅雨の過ごし方は、1位「家でゴロゴロする(34.1%)」、2位「いつもと変わらない/理想はない(29.5%)」。理想としては、現在の場所から離れた気候の良いところで過ごしたいが、現実的にはお金や時間との兼ね合いからそうもいかず、インドアな過ごし方をする、というのが実態のようだ。
最近、梅雨の時期になると女性向けのレインブーツやレイングッズなどの広告を見かけるようになった。街中でも、レインブーツを履いている人、おしゃれなレインコートを着ている人が多くなってきた印象がある。そこで同社では、女性の回答者に注目し、昨年と比較してレイングッズの保有率がどのように変わったか見てみた。すると、「レインコート」の保有率が昨年は「16.7%」だったのに対して、今年は「40.0%」に達したという。
また、おしゃれを意識したレイングッズを購入したことにより、「雨の日の行動に変化があった」と答えた人は、おしゃれを意識したレイングッズを購入した女性のうち、「40.8%」に上った。
そして、どのような変化があったかというと、「雨の日が楽しみになった」「可愛い傘が早く使いたくて雨の日を待ちわびてしまう」といった明るい声が多数あがったという。その他「それまでは濡れても良いスニーカーにジーンズが多かったが、スカートに合うレインブーツを購入したことにより、行動範囲が広がった」等、行動範囲の変化の声もあった。おしゃれな雨具を身につけることで、女性の外出が増える効果があるようだ。
どうやら、女性はおしゃれによって梅雨も楽しく過ごせるようだ。レイングッズにあまり関心のない人が多いであろう男性にはうらやましい話である。男性は家でゴロゴロするのが関の山か。(編集担当:慶尾六郎)