【銘柄フラッシュ】TPRやミクシィが急伸し上場1ヵ月のジョイ本田は高値更新

2014年5月16日 16:17

 16日は、NY株安などを受けて日経平均が朝一番から下げ幅200円台のまま小動きとなり、創立75周年の記念配当や好決算を発表したピストンリングのTPR<6463>(東1)が急伸21.9%高となり、同じく好決算のエクセル<7591>(東1)が大引け間際にストップ高の25.7%高で売買成立するまで東証1部の値上がり率トップを継続。同じく市光工業<7244>(東1)は8.8%高、SUMCO<3436>(東1)は6.4%高、田淵電機<6624>(東2)は7.0%高、自社株買いも発表したオウチーノ<6084>(東マ)は12.2%高、ロジコム<9028>(JQG)は7.4%高。

 ゼロ<9028>(東2)は16.0%ストップ高となり、昨日上位株主の香港企業によるTOB(公開買い付け)を材料視。ラクオリア創薬<4579>(JQG)は16.9%ストップ高となり、昨日、京都大学iPS細胞研究所などと共同研究の契約を締結と発表し期待高揚。

 ミクシィ<2121>(東マ)は2日連続ストップ高の14.6%高。一昨日に株式分割を発表し、昨日はスマートフォンのアプリ売上高ランキング(アップストアのアプリ)でガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(JQS)の人気ゲームを上回ったと伝えられた。

 東証1部の値上がり率1位は前出・エクセル<7591>(東1)の25.7%ストップ高、2位はピストンリングのTPR<6463>(東1)の21.9%高3位はアマダ<6113>(東1)の15.6%高となり同様に昨日の好決算や増配などを好感、4位には4月18日に上場のジョイフル本田<3191>(東1)となり駆け込み需要の反動減は軽微との見方で高値更新の7.7%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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