ジョン・レジェンド初の全米No.1ソングが首位キープ
2014年5月16日 12:00
ジョン・レジェンド、初のNo.1ソング「オール・オブ・ミー」が、見事2週目の首位獲得となった5月24日HOT100チャート。
初のTOP10入り、そして初のNo.1獲得となったジョン・レジェンド。米国での大ヒットを受けて、カナダ、オーストラリア、ベルギー、スウェーデンなどでもNo.1を獲得、UKでも2位に、R&Bチャートでは首位を獲得した。
「オール・オブ・ミー」の勢いに押され、2位に停滞したファレルの「ハッピー」も、その差はわずか。そしてアルバム『ガール』からの次のシングル「カム・ゲット・イット・ベイ」が82位に初登場した。この曲は3月からレッドブルのCMソングとして起用され、さらに本人も出演するユニクロのCMにも先日からダブル・タイアップとして流れはじめた。アルバム・チャートが混戦している最中、『ガール』は今週も6位にランクインしていて、昨年に引き続きファレルの大ブレイクが止まらない。
先週3位のアリアナ・グランデ&イギー・アザレアの「プロブレム」と、4位の「ファンシー」が入れ替わり、今週もイギー・アザレアにとっては2曲連続のランクインとなった。2014年、ラップ界のダークホースだ。「ダーク・ホース」が大ヒット(5位)のケイティ・ペリーは、「バースデー」が25位までランクアップ。ポップ界、無敵の女王がアルバム『プリズム』から3曲目のNo,1獲得なるか、注目が集まる。
TOP10入りしたのは、10位のパラモア。この「エイント・イット・ファン」で初のTOP10入りを果たしたというのは意外な事実で、これまでアルバムチャートでは、2枚のTOP3入り作品があるが、今作『パラモア』で初のNo.1獲得を果たし、そしてこのアルバムから4thシングルとしてカットされた、この曲でシングル・チャートでは初のTOP10入り、そしてロック・チャートでは初の首位獲得となった。
「トーク・ダーティー」(7位)で再び注目を集めたジェイソン・デルーロは、その勢いに乗り、アルバム『トーク・ダーティー』から次のシングル「ウィグル」を6日にリリース。1週目でセールス、ストリーミングで好調な数字をたたき出し、先週の68位から28位にジャンプアップした。スヌープ・ドッグをゲストに迎えた、この時期らしいナンバーに仕上がっている。
アッシャー、約2年ぶりの新作から、先行シングル「グッド・キッサー」が70位に初登場。キャリアを積むごとに技もシルエットも美しくなる見事なダンスに加え、ドラムにもチャレンジするブランニュー・アッシャーがこの曲のビデオで垣間見ることができる。アッシャーもお手本にした、故マイケル・ジャクソンの「ラヴ・ネヴァー・フェルト・ソー・グッド」(22位)が、アルバムのリリースを受けて、次週TOP10入りを果たすかに注目だ。