ニフティ、「ハコクラ」に法人向けチャット「direct」と営業支援の「GEOCRM.com」を追加

2014年5月13日 11:29

 ニフティは12日、SaaSを箱形のパッケージにして提供する「ハコクラ NIFTY Cloud selection」のラインアップに、企業向けメッセンジャーサービス「direct」、GPS位置情報連動型の営業支援システム「GEOCRM.com」の2タイトルを同日追加したと発表した。

 「direct」は、チャット機能と独自の「アクションスタンプ」で、スマートフォンと会社のパソコンをリアルタイムにつなぐ企業向けメッセンジャーサービス。チーム内のタスクを共有することができる新機能「タスクスタンプ」で、社員の「知らない」「聞いてない」を無くすことができるという。

 また、ユーザー管理、文書管理、一斉通知、一括バックアップなど、企業がビジネスで利用するために必要な機能を備えている。料金は、「プレミアム」プラン(50ユーザーまで)で初期費用無料、月額費用が27,500円(税抜)。

 「GEOCRM.com」は、営業担当の位置情報を起点に情報武装する、GPS位置情報連動型次世代SFA(営業支援システム)。スマートフォンから場所と報告内容を選んでチェックインするだけで、顧客訪問情報を記録し共有できる。

 また、営業担当の位置情報をもとに、付近の取引先をプッシュで表示することができる。直行直帰など外出続きの営業担当に、最寄りの取引先を表示することで気づきを与え、商機を逃さない営業活動を実現できるという。

 料金は、「特別パック」(10ユーザー)の場合で、初期費用50,000円、月額費用 20,000円(いずれも税抜)。

 「ハコクラ」は、880円(税抜)で「ニフティクラウド」のパートナーが提供するSaaSを一定期間試用することができるもの。プロダクトキーと利用マニュアルが同梱されており、購入後すぐに試用を開始することができる。

 試用期間終了後に継続を希望する場合は、所定のWebサイトから申し込み、月額または年額料金で正式利用をすることができる。

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