ビットコインで覚醒剤を購入・密輸した男が逮捕される
2014年5月10日 14:29
あるAnonymous Coward 曰く、 ビットコインを使ってメキシコの麻薬密売人から覚醒剤を購入し、日本に密輸しようとした福岡県の男が覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された。購入は偽名で行われ、15万円相当のビットコインが使われたという。警視庁によると、容疑者はビットコイン決済の可能な海外の闇サイトを探し、密売人から覚せい剤を購入したそうだ。ビットコインはその匿名性の高さから非合法な取引に利用される可能性が指摘されていたが、日本でビットコインを使った違法な薬物取引が摘発されるのは初めてとのことだ(朝日新聞デジタルの記事、NHKニュースの記事、日本経済新聞の記事)。
航空便で送られたタブレット端末の内部に覚醒剤50グラムが隠されているのを成田空港で東京税関が発見したため、覚醒剤を抜き取ったうえで警視庁などが行方を追跡。タブレット端末は都内の私設私書箱や事件とは無関係な女性の自宅など、複数の場所を経由したが、最後に転送された福岡市内のホテルで容疑者の身柄を確保したとのこと。
スラッシュドットのコメントを読む | 日本 | 犯罪 | お金
関連ストーリー：
Mt.Goxからのビットコイン盗難、被害の報告は虚偽だった？ 2014年03月31日
閉鎖したMt.Gox、Bitcoinは実は盗まれていない？ 2014年03月11日
「不安定、違法取引に使われている」などとして米国でBitcoinに規制の動き 2014年03月05日
Bitcoin創設者と違法取引サイト「Silk Road」の不可解な関係 2013年11月28日
米DEA、麻薬購入の支払いに使用されたBitcoinを没収 2013年07月10日