モスバーガー、主要360ブランド中、店舗魅力度で2年連続トップ=日経リサーチ調査
2014年5月9日 17:01
日経リサーチは9日、全国26万人以上の消費者が小売業、飲食業のブランドについて評価した「ストア戦略サーベイ」を発売し、調査結果の一部をインターネットで公表した。
同社では、消費者に、飲食店やスーパー、コンビニ、ファッションなどの小売店を集めた20業種360ブランドを「行きたい(来店意向)」、「そこで過ごす時間が特別だと思う(時間消費プレミアム)」、「買いたい・利用したい(購入・利用意向)」、「おすすめしたい(推奨意向)」の4項目の基準で評価してもらった。
また、この4項目のスコアから算出した総合評価を「場力(ばぢから)PQ」という独自の指標で表した。その結果、「場力PQ」で「モスバーガー」が787点で2年連続のトップとなった。
また、2位から10位までは、ザ・ダイソー、スターバックスコーヒー、セブン-イレブン、東急ハンズ、無印良品、IKEA、イオン、GODIVA、LOFTの順となった。
項目別では「推奨意向」ではモスバーガーが1位となったものの、「来店意向」「購入・利用意向」ではザ・ダイソーが1位になった。また、東京オリンピック開催決定や、ソチオリンピックの開催もあり、「mont-bell」、「アシックス」、「アルペン」などのスポーツ関係のブランドが順位を上げたという。
調査は、今年1月から2月にかけて、同社と提携する企業のインターネットモニターに登録している全国の16歳以上の男女を対象に行われ、26万6,928人が回答した。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)