『ビッグマン』現実社会を風刺!非正規雇用問題で共感を得る
2014年5月9日 09:45
5日放送されたKBS2TV月火ドラマ『ビッグマン』(脚本:チェ・ジンウォン、演出:チ・ヨンス、制作:キム・ジョンハクプロダクション、KBSメディア)の第3話では、悲しい現実社会を風刺するシーンが流れ、視聴者の胸を痛めた。
劇中またもやカン・ソンウク(オム・ヒョソブ)に騙されてしまったキム・ジヒョク(カン・ジファン)は、カン・ドンソク(チェ・ダニエル)の代わりにヒョンソン流通の社長となって財閥に進出し、視聴者の好奇心を刺激した。
この日の放送でカン・ジヒョクとなったキム・ジヒョク(カン・ジファン)は、真の“ビッグマン”になるため奮闘する姿を見せるが、その過程において韓国社会の裏面を風刺するシーンが痛快に描かれ、視聴者の共感を得た。
検察に召喚されたカン・ソンウクはずる賢く脳出血患者を装って取り調べを逃れたのだ。また、非正規職員に対する大企業の差別待遇という社会的問題をドラマの中に取り入れながら鋭く描写、視聴者の視線をより一層引き付けた。
前回放送では嘘で固めた計略でジヒョクを締めつけようとするカン・ソンウクがまた新たな計略を企てながら緊張感を高め、興味深い展開を予告していた。しかし、毎回予測不能な行動でピンチをくぐりぬけてきたジヒョク。今回果たしてこの窮地をどのように切り抜けるのか、視聴者の関心はますます高まっている。
放送を見た視聴者たちは、「笑わせられたり悲しませられたり怒りを感じさせられたり。いろんな感情を味わわせてくれるドラマだ」「ジヒョクが可哀想過ぎる・・・」「非正規職員の話、共感する!」「現実風刺、上手く描写されている!」「続きが気になる!」「ジヒョクの就任式、超ウケた!」などと様々な反応を示した。
なお、この日の放送は、カン・ソンウクが送った職員たちと会社の労働組合員たちの殺伐とした対立の中に置かれたジヒョクの姿でエンディングを迎え、次回に対する視聴者たちの関心をより一層高めた。
カン・ジファンの成長が描かれながら、ますます興味深い展開が予告されているKBS2TV月火ドラマ『ビッグマン』は、6日に第4話が放送された。(翻訳:宮本りさ)