盗難にあったスマートフォンを自ら取り戻そうとする人が米国で増加

2014年5月6日 16:05

最近のスマートフォンでは紛失時などにGPS機能を使用してリモートから現在位置を確認する機能が標準搭載されているが、米国ではこの機能を利用して盗難にあったスマートフォンを自ら取り返そうとする人が増えているそうだ(The New York Timesの記事本家/.)。

実際に犯人の家を訪ねて無事にスマートフォンを取り返した人もいるが、中には犯人に反撃されて負傷した人もいるという。スマートフォンの追跡機能は盗難被害者にとって新しいオプションになっているが、ひったくり犯人を追いかけるのとは違い、危険な場所に足を踏み入れてしまうことにもつながる。自らスマートフォンを取り返そうとすることについて、警察では命を落としかねない危険な行為だとして警察官に任せることを勧めている。米国ではこの数年、スマートフォンを狙った盗難事件が増加しており、Consumer Reportsの調査によると昨年は300万台以上が被害にあっているそうだ。 スラッシュドットのコメントを読む | セキュリティセクション | モバイル | 犯罪 | セキュリティ | アメリカ合衆国

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