国内のC&Cサーバーにインターネットバンキングの口座情報13,000件が蓄積されていた

2014年5月3日 14:57

国内のレンタルサーバー業者が提供するサーバーで、不正に取得されたとみられるインターネットバンキングのパスワードやIDを含む口座情報およそ13,000件が見つかったそうだ(MSN産経ニュースの記事日本経済新聞の記事NHKニュースの記事)。

警視庁サイバー犯罪対策課は昨年10月、インターネットバンキングの口座情報を受信している国内のC&Cサーバーが存在するとの情報提供をトレンドマイクロから受け、3月にサーバーが停止するまで監視を続けていた。13,000件の口座はみずほ銀行や三菱東京UFJ銀行など16の銀行の預金者のもので、うち250件が不正送金に使われていたことが判明。監視を始めてからは口座情報が送信されるたびに各行に通知していたため、追加の被害は確認されていないという。警視庁ではサーバーの利用者を不正アクセス禁止法違反などの容疑で捜査しているとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | 日本 | 犯罪 | セキュリティ | ボットネット | インターネット | お金

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