住宅10棟を24時間で建設できる3Dプリンター住宅
2014年5月2日 11:51
あるAnonymous Coward 曰く、 中国企業が高さ6メートル余りの巨大な3Dプリンターを使って、住宅を建設したと発表した。24時間で200平方メートルの住宅を10棟建てたという実績があるそうで、コストは従来の半分程度で済むらしい(NHK、ウォールストリートジャーナル)。
材料はセメントにガラス繊維や建築廃材などを混ぜて作った特殊な建材。これを何層も塗り重ねて壁などを造り、その後、屋根や窓を取り付けて完成させたとのこと。NHKの記事では、安全性が確認されれば普及するのではないかとしている。が、ウォールストリートジャーナルの記事写真を見る限り、基礎もなく壁状のブロックを積み重ねているだけの工法で、骨格的な部品もないようだ。日本はもちろん地震の少ない国でも強度的に厳しいように見えるのだが、どうなんだろうか。
スラッシュドットのコメントを読む | テクノロジー | 中国
関連ストーリー:
経済産業省、教育機関への3Dプリンター普及を支援 2014年02月02日
遺跡から発掘された「三角縁神獣鏡」を3Dプリンタで再現したところ「魔鏡現象」を確認 2014年01月31日
3Dプリンタで製造された戦闘機部品の実証実験に成功 2014年01月10日