マイクロソフト、IE6~11脆弱性の修正プログラムを提供開始 特例でXPにも
2014年5月2日 10:55
米マイクロソフトは1日、現地時間午前10時(日本時間2日午前2時)にWebブラウザ「Internet Explorer」(IE)の6~11に見つかっていた脆弱性を修正するプログラムを公開したと発表した。
今回の修正プログラムは、Windows Updateの自動更新を有効にしておけば、自動で適用される。自動更新を有効にしていなければ、手動でWindows Updateを実行する必要がある。
Windows XPについては、先月にサポートが終了したが、今回は特例として修正プログラムを配布する。サポート終了直後であることを考慮したものという。一方で、同社は改めて新しいバージョンのWindowsがより安全性とセキュリティ性が高いとして、XPから移行するように促している。
脆弱性は、悪用されると、攻撃者がリモートで任意のコードを実行する恐れがあるというもの。マイクロソフトが26日にこの脆弱性について発表したが、発表時点では修正プログラムが提供されていなかった。