【今日の言葉】やはり出てきた消費税の反動

2014年5月1日 16:37

  『やはり出てきた消費税の反動』=国土交通省が発表した直近、2014年3月の新設住宅着工件数が、マイナス2.9%と久々に減少に転じた。2013年11月から2014年1月まで3ヶ月連続2ケタの伸長から今年2月は1.0%増にとどまっていた。消費税引上げ前の駆け込み需要の一巡が現実となって現れてきたといえる。大きい買い物だけに、消費税の影響は端的に現れるようである。

  今後、このまま減少が続くのか、あるいは持ち直しに転じるのかの見方によって住宅関連株への投資スタンスは変わってくる。その場合、有力なヒントになると思われるのは、「次の消費税10%」への引上げだろう。アベノミクス成長戦略が奏功し景気に明るさが加われば、再増税の可能性濃厚となって、もう一度住宅購入が増えるはずである。やはり、今後の見所は成長戦略に尽きそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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