ヤンマー、インドで田植機・コンバイン生産・販売の合弁事業

2014年4月28日 21:56

 ヤンマーは28日、インドの肥料製造大手Coromandel International、三井物産との3社で、インドにおける田植機・コンバイン等の生産・販売・サービスについて合弁契約を25日に締結したと発表した。合弁会社を6月に設立し、2018年度に70億円の売上を目指すという。

 ヤンマーによると、今回の合弁会社の設立で、インド農機市場に本格参入して日本式農法を普及させ、農業の効率化、食料増産に貢献したいという。

 合弁会社の名称は、Yanmar Coromandel Agrisolutionsで、出資比率はヤンマーのシンガポール法人が40%、Coromandel Internationalが40%、三井物産のシンガポール法人が20%。

 ヤンマーはインド市場で、2005年より現地駐在事務所を開設し、2011年には現地法人を設立して、マーケティング機能の強化と、市場開拓のスピードアップを進めていた。

 Coromandel Internationalは、インドのコングロマリットであるMurugappa Group傘下の企業で、インドで第2位の肥料メーカー。

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