東京都・日本科学未来館、3歳児以上向け新スペース「"おや?"っこひろば」を6月オープン

2014年4月26日 20:14

 日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)で、ワークショップや体験型の展示を楽しみながら、科学的な「モノの見方」を親子で一緒に体験できる無料スペース「"おや?"っこひろば」が6月13日にオープンする。

 今まで未来館が十分にサービスを届けられていなかったという3歳以上の子どもとその保護者を対象としており、体を使って遊びながら「おや?」と不思議に思うことを自ら発見するための仕掛けが用意される。参加する子どもは、解決法を自由に発想し、道具などを使いながら試していくことができるという。

 また、保護者向けに「おや?親サロン」を設置しており、会場内に置かれた数台のカメラの映像を通して、いつもとは違った視点で子どもを見守る仕掛けが用意されている。

 会場は、緑や青、白を基調とし、面積は約600平方メートル。靴を脱いで入る、開放感あふれる空間となっている。

 スペース構成は、以下の5つ。

「ごろごろのしば」
人工芝の坂で、大きさや形、素材の違うボールや羽根などを転がしたり落としたりできる。

「かきかきのへや」
ホワイトボードでできた壁や床に自由に絵が描ける。専任のボランティアスタッフと一緒にワークショップや実験ができる。

「コロンコロンのかべ」
穴の空いた壁に棒を差し込み、ホースやコップなどの日用品を棒と棒の間にひっかけてコースを作り、ボールを転がす装置(マーブルマシン)を作る。

「ヴンダーカンマー みんなのアイデア」
珍しいもの、面白いものが集まって展示される部屋。子どもたちが作った魅力的な作品が映像の中で紹介される。

「おや? 親サロン」
保護者が離れたところから子どもを見守るエリア。数ヶ所に設置されたカメラを遠隔操作することで、普段見られないような工作に熱中する子どもの表情など普段は見られない姿に触れることができる。

 日本科学未来館は、開館時間が10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)、入館料が大人620円、18歳以下210円。

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