OpenBSDがOpenSSLをフォーク、新プロジェクトは「LibreSSL」

2014年4月25日 11:43

headless 曰く、  OpenSSLの大掃除に着手していたOpenBSDだが、結局フォークして別プロジェクト「LibreSSL」を立ち上げることになったようだ(The OpenBSD FoundationArs TechnicaZDNetの記事slashdot)。

 プロジェクトが最も力を入れているのは、非常に多くの部分を占めている不要なコードを除去し、ソースコードを読みやすくすることだ。Theo de Raadt氏によれば、1週間でOpenSSLのソースツリーの半分を削除しており、これまでに削除したCコードは9万行にのぼるという。LibreSSLはOpenBSD 5.6で最初に導入される予定とのこと。

 なお、プロジェクトのWebサイトは、あえて不快に感じるように作られている。Comic SansとBlinkタグの使用をやめさせたければ寄付をしてほしいとのことだ。

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