ボルボ、V40シリーズの特別限定車「T4 Sports」「Cross Country T4 Nordic」を発売
2014年4月25日 11:36
24日、ボルボ・カー・ジャパンはV40シリーズに2つの特別限定車「V40 T4 Sports」と「V40 Cross Country T4 Nordic」を設定し、それぞれ200台の限定で同日より発売を開始すると発表した。
同シリーズのルーツは、1995年に販売が開始されたステーションワゴンタイプのV40(ブイヨンジュウ)。2004年のモデルチェンジでV50と名前を変え、2012年まで販売された。
現行の同シリーズは、2013年2月に発売が開始されたプレミアム・スポーツコンパクトモデル。ミリ波レーダー・カメラ・赤外線レーザーを併用した自動ブレーキシステム「ヒューマン・セーフティ」のほか、10 種の先進安全・運転支援装備を搭載している。
「V40 T4 Sports」は「V40 T4 SE」をベースに、空気抵抗を最適化するエクステリア・スタイリングキットを装備。さらに、デザイン性と走りのパフォーマンス向上を考慮した、5本ダブルスポークデザインの鍛造アルミニウムホイールと、大径タイヤを装着して走行性能を高めている。
また、ナビゲ-ションパッケージ・PCC(パーソナル・カー・コミュニケーター、ロックやアラームの状況を知らせる装置がついたキー)・キーレスドライブ・リアビューカメラなどのオプションを標準装備にした。外装色はアイスホワイトとブラックサファイアメタリックの2色を設定している。
「V40 Cross Country T4 Nordic」は、プレミアム・クロスオーバー・コンパクト車の「V40 Cross Country」をベース車両にした。パワートレインは前輪駆動方式(FF)にし、1.6ℓ直噴ターボのT4エンジンと6速デュアルクラッチ・トランスミッションを組み合わせている。これにより、パワフルでダイレクト感に富んだ走りと環境性能を両立させた。
内装は銅版の輝きを再現した、カッパードーンアルミニウムパネル(インテリアパネル)をセンタースタックパネルに使用。シートやドアトリムにはデニム生地のような肌触りのテキスタイル素材をベースに、耐久性の高いT-Tec(合成皮革)をアクセントとして組み合わせた。また、助手席にもパワーシートを設定して乗員の快適性を高めたほか、ナビゲーションパッケージを標準装備している。
価格は379万円から380万円(消費税込み)。
なお、両モデルの発売を記念して6月30日までに成約・登録を完了したユーザーに、T4エンジンのパワーとトルクをさらにアップさせるポールスター・パフォーマンス・パッケージ(希望小売価格20万5,715円、消費税・工賃込み)をプレゼントするキャンペーンを実施する。(記事:松平智敬・記事一覧を見る)